様々なモバイルアプリが流通する昨今、計画通りのアプリを発注することは難しくなっています。発注がスムーズにできるよう、発注前に気を付けておきたいことを紹介します。

アプリ制作を発注するにあたっては、どのようなアプリを作りたいのかを明確にする必要があります。ユーザーへのメリットは何か、その結果どのような効果が得られるのかといった具体的な用途を定めておくことで、発注者側との相違を防ぐことができます。また、自社で提供しているサービスとアプリ内容の関連性も重要です。「顧客だからダウンロードするだろう」という安易な気持ちで関連性の低いアプリを制作しても効果は期待できません。同様に無駄に機能を盛り込むことやアプリを作ること自体が目的になっている場合には、リリースしても思うような成果がでない場合があります。重要なのは「すぐに使える核となる機能」があるかどうかということです。アプリを通してでしか提供できないサービスなのかどうか、発注前に掘り下げることが大切です。

おわりに

アプリを制作するには、発注費に限らず、管理費など多くの費用がかかります。アプリ制作に翻弄されないように、目的を明確にして取り組むことが必要です。